10年以上前に出版されたタイトルの本に書かれていたエッセンスを共有します。
住宅計画には、幸福の条件を必ず仕組みます(大工棟梁・富田辰雄環境工学博士)
幸福の条件とは、
健・・心身の健康
和・・家族の絆
富・・経済の安定
子・・良い子が育つ
快・・快適性
仕組みとは、
・間取り計画
・窓の付け方
・建物配置
・使用素材
により家庭の幸せの原因を作る。
自然の恩恵(太陽光線、地穀エネルギー、通風)についても、メリット・デメリットを十分に追求し、
各部屋に何故必要か、どのように利用すべきか、研究し利用することが大切です。
高気密・高断熱によって、結露やカビに悩まされている方も増えています。
自然と調和した素朴な住まいの中で、日本人の豊かな感性・知性・情緒が養われました。
しかし、精神の貧困が叫ばれる現代社会にあって、豊かな人間性を復活させる為には、
自然との共生・協調が今何よりも必要では無いでしょうか。
「居(すまい) は氣(精神)を 移す(変える)」(孟子)
「長キラ」でも、長南町の自然を活かし共生できる家造りの参考にしていきたいと思います。