最近、「みんなねっとサロン」というサイトがオープンした。
比較的経過の短い統合失調症など、さまざまな精神障害をもつ人たちの家族を対象に、家族同士が安心して気軽に繋がることができる、相談・情報交換を行うコミュニティサイトです。
私がこの事業に参入し、様々な利用者さん及びご家族と接するのですが、大きく3つに分けられます。
子供の障がいを受け入れ、独り立ちを願う親
子供の障がいを否定し、障がい者手帳も作らない親
子供を虐待し、見放す親
当グループホーム・キズナとオフィス・キズナには1の親が多いですが、2や3の親も少なからずいらっしゃいます。
そういった親ばかりが一方的に悪いわけでもないとは思います。
その親が相談できる環境が少ないのも2や3の親を作る理由の一つかもしれません。
不安なことを誰にも相談できないと余計不安になりますから。
そう言った意味でも、このサイトを通じて相談できる人が出来るのは素晴らしい取り組みだと思います。
人間いつ精神障害になるかは誰もわかりません。
先天的よりも圧倒的に後天的に、特に最近では仕事でなる方が多いのではないでしょうか。
オフィス・キズナでも就職後、職場でいじめにあい障がいを持ってしまった方がいらっしゃいます。
いじめる上司・同僚は許せませんが、本人達はそういう意識なく、いじめているんだと思います。
でも、環境が変われば必ずいい方向に変わっていくはずです。
我がグループホーム・キズナでヤギやワンちゃんと楽しみ、オフィス・キズナで楽しい焙煎の仕事をしながら、一人でも多くのしょうさんに当たり前の生活をしていただけることが我々の願いです。