日々、週単位、月単位、年単位、人生でやりたいこと(Want)、やるべきこと(Must)があります。
時間や能力でやれること(Can)が限られます。
通常は、絵のようにやれることの器が小さく、やるべきことが優先され、
やりたいことが余り出来ないことが多いのでは無いでしょうか。
サラリーマンや主婦は特にそうだと思います。
日々仕事に追われる状態は、やるべきことだらけで1日が終わり、週末は家族サービスという1年を送る方が殆どで、年初に立てた「今年やりたいこと」が殆ど出来ずに終わってしまいます。
では、どうすればやりたいことを実現できるのでしょうか。
私の場合は、やるべきことの原因となっていたサラリーマンを辞めることから始めました。
つまり、高収入で安定した生活を辞めて起業するという決断をしました。
決めて断ち切る、と書く決断です。
50代前半からそう考えていて、中々出来無かった決断でした。
安易な同業他社に転職するという決断も有りましたが、給料が上がっても結局やりたいことは出来ません。
収入は極端に減るかもしれませんが、やるべきことの日々からやりたいことの日々に移行する決断をしたのです。
起業して2年が過ぎ、今はやるべきことよりもやりたいことが多い人生となってきました。
それと共にやれることの器が少しづつ大きくなってきました。
私のところに、色々とやりたいことの相談が来ます。
xxx事業をやりたい
お店を持ちたい
脱サラしたい
イベントをしたい
マーケットを広げたい
マラソンを走りたい
旦那(彼氏)と別れたい
等々です。
でも、実現する人は10%以下です。
少し前に、FIRE(Financial Independence, Retire Early; 経済的な独立と早期退職)が話題になりましたが、
あっという間に聞かなくなりました。
ビットコインや株や不動産で儲けられないどころか、損をする人が多かったからです。
冗談抜きに、fire、燃えて消えてしまったかのようです。
一部の成功した人でも、お金を得た後で何をしたいのかが不明瞭の場合、
男性は殆どが女性、ゴルフ、海外旅行、車などにお金を使い、退屈な生活を送っている方が殆どです。
最近私がアドバイスするのは、固定費(家賃・ローン、食費、水光熱費)を極限まで下げて、スモールビジネスをすることをお勧めしています。
例えば、KIZUNA HOMEで生活すると家賃/水光熱費/通信費/駐車場代/食費で月7万円の固定費。
月10万円のスモールビジネスをすれば生活できます。
週3~4日のやりたい仕事をすれば、生活できるんです。
そうすれば、やるべきことがかなり減って、日々やりたいことだらけになります。
例えば、
有休耕作地を使っての貸し畑
小さなパン屋さん
乾燥野菜のネット販売
ビニールハウス内のジビエレストラン
自家焙煎コーヒーのカフェ
等々、ここ長南町には殆どない店やビジネスなので競争も有りません。
お客様が10人来れば、月10万円は稼げるのでリスクも少ない。
最初は小さいやれることから始めれば、誰でも出来るようになれます。
そんな人が長南町で増えていくことが私の夢の一つです。