以前のブログでご紹介しましたヤマト運輸の故小倉会長が作った株式会社スワンで1988年に作った第一号のスワンベーカリー銀座店に行ってきました。
隣のカフェにもより、おいしいランチを頂きました。
こちらでは店長同様18年も働いているしょうさんもいらっしゃいました。
健常者のスタッフと変わりなく、楽しそうに働かれている姿に感銘を受けました。
そして幸いにも、18年勤務の店長ともお話をすることが出来ました。
店長のお話の中で、特に印象に残ったのは、
・ (教育で少し時間がかかる事はあるし、出来ない仕事もあるが)しょうさんを特別扱いはしない
・障がい者事業所として経営はしておらず、しょうさんが作った料理・パンを全面に出す事はなく、味とサービスで商売をしている
因みに、時給は1,013円 (東京都の最低賃金)だそうです。
全国で就労継続支援A/B型でパンを経営している事業所は多数あります。
その殆どが、味・サービスよりしょうさん就労を全面に出している中で、20年以上も経営が続いているのはこの点でリピートのお客様が評価しているに違いありません。
これは、故小倉会長の理念であるしょうさんのノーマライゼーションをまさに実現している素晴らしいお店だと思いました。
時給1,000円を出し続けるには、利益を出し続けないと駄目です。
その為には、継続して購入していただくお客様が必須です。
毎日食べたく・飲みたくなる、美味しいパンとコーヒー。
キズナ・コーヒーでもパンを是非やりたいです。
Comments