ソロキャンが流行る訳
- 皆川 義廣
- 2022年9月26日
- 読了時間: 2分

最近、人気が高まっているアウトドアレジャーといえば、キャンプやBBQ!
CCC MARKETING HOLDINGS株式会社の調査によると、実に全体の5割近く、
10~20代にいたっては6割もの人が「キャンプに行ってみたい」と考えているそうです。
コロナ禍で若者の目が街中から自然へと向き、自然の魅力に気付く人が増えているのかもしれません。
その中でも、特に人気なのが一人で行くキャンプ、ソロキャンです。
これは、SNSのYouTubeやInstagramで人気のYouTuberひろし、
「ゆるキャン」、「オヤジひとり飯」等のメディアによる影響が強いと思われます。
國學院大學北海道短期大学部の田中一徳教授は、以下の様に分析しています。
「日常生活のさまざまな縛りから離れて、自分らしく過ごしたいという欲求があるのだと思います。
ルールや時間、人間関係など、今の生活にはたくさんの縛りがあり、自分らしく過ごすのはなかなか難しい。
また、SNSをはじめ、人とつながっていることが当たり前になっている。
その中で一人になり、自己完結できる時間を求めていると感じます」
つまり、自然に身を置き、自然と共生し、自分と向き合える時間を作れる。
人間が本来持っている、自然への敬意、自然の中にいる事によって得られる癒し、そういったものを求め、
それを得れるのがソロキャンというのではないでしょうか。
私はTVを捨て、最近よく見るのはYouTubeのソロキャン。
自然豊かな所で、テントを張り、火をおこし、美味しいつまみやご飯を作り、飲んで食って寝る。
ただそれだけの映像に何故か惹きつけられる。
ここKIZUNA HOMEでの生活はまさに毎日がソロキャン。
テントが個室になっている以外は、
・ベランダから見える里山や田んぼ
・鳥や虫の鳴き声
・保護犬・保護猫に鶏・ヤギとの共生
・電気コンロでの自炊
本当に幸せなソロキャンそのもの。
長南町のソロキャンを知ってしまうと、都会より田舎の方が落ち着くんです。
「野生は消えない。生まれることもない。ただ起こされるのを待っている。
その寝床を訪ねるあなたはもう一つの故郷を知ることになる。
どこから来て、どこに消えていくのか、その故郷はあなたの名前を呼んでいる」
〜マヒトゥ・ザ・ピーポー〜