ソーシャルビジネス(Social business)とは、ノーベル平和賞受賞者のムハマドユヌス博士が、著書『貧困のない世界を創る―ソーシャル・ ビジネスと新しい資本主義―』で定義しました。
哲学的に、私利と無私という、2つの基本的なモチベーションの区別に基づいています。
一般的な会社では金銭的な利潤を第一に追求しますが、ソーシャル・ビジネスの会社では利他の心を持って、金銭よりも社会的な利益を追求します。
KIZUNAの福祉事業も、このソーシャルビジネスに入ります。
ソーシャル・ビジネス 7原則
を見てみます。
経営目的は、利潤の最大化ではなく、人々や社会を脅かす貧困、教育、健康、情報アクセス、環境といった問題を解決すること。
財務的・経済的な持続可能性を実現すること。
投資家は投資額のみを回収できる。元本を上回る配当は還元されない。
投資額以上に生じた利益はソーシャル・ビジネスの普及と会社の改善・拡大に使う。
環境への配慮すること。
従業員に市場賃金と標準以上の労働条件を提供すること。
楽しみながら取組むこと。
この最後の原則が一番好きです。
人の為、社会の為に行う素晴らしいビジネスですが、楽しまないと駄目です。
最近では、このビジネスに参入する人が増えている様で喜ばしいです。
是非、楽しんで儲けて、継続して欲しいです。
私も、この事業を立ち上げる事ができ、心の底から良かったと思っています。
最大の報酬は、利用者さんの笑顔です。
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