ボールペン作りの内職が無くなります
- 皆川 義廣

- 4月2日
- 読了時間: 1分

障がい者就労継続支援のお仕事で一番多いのが、内職です。
その中でも人気なのが、ボールペン作り。
一日中、黙々と作業が出来、職業指導も最初と最後だけと手間も掛かりません。
但し、工賃は安く一本0.1円〜1円の世界。
一日1,000本作って、100〜1,000円
B型事業所の平均工賃が未だに15,000円のからくりがここに有ります。
全国的かどうかは不明ですが、少なくとも茂原市の某事業所では、発注先から組立てを機械化する事を理由に仕事が無くなったそうです。
利用者さん達は、他の会社でのお仕事、つまり施設外就労でみなさんバラバラに新たな仕事に就くそうです。
確かに機械化すれば、均一のクオリティで大量に安く作れます。
内職の外注コストより、機械の方が安くなったのが理由でしょう。
ただ、障がい者就労継続支援としては、利用者さんに働いて頂く商売ネタが消えるのは、事業継続の最大のリスクです。
当社は下請仕事が一切無いので、影響は有りませんが、他の事業所の影響を心配しています。
ピンチはチャンス
この危機をいいチャンスと捉え、乗り切って頂くことを祈っています。


