
65歳定年引き上げへの状況をまとめた、厚生労働省『高齢者の雇用状況』では、
従業員31人以上の企業16万4,151社の定年制の現況をまとめています。
それによると「65歳までの雇用確保措置のある」とした企業は99.0%。
また「定年そのものを65歳」としている企業は18.4%。
従業員31~300人中小企業で19.2%、従業員300人以上の大企業で11.9%と、
中小企業のほうが定年65歳への対応は進んでいる状況です。
さらに定年制、そのものを廃止してしまった企業は、2.7%。中小企業で3.0%、大企業で0.6%。
66歳以上でも働ける制度のある企業は33.4%。中小企業では34.0%、大企業では28.2%、
さらに70歳以上でも働けるとしたのは31.5%で、中小企業では32.1%、大企業では26.1%となっています。
今の65歳、70歳はとてもお元気です。
亡くなった母が定年後に働かなくなってから直ぐに認知症になりました。
今更ですが、どんな仕事でも週数時間でも仕事を続けていたらと思います。
特に趣味も無く、友達も少なかった母はパチンコか家でテレビをみる日々を繰り返し、
認知が進んでいきました。
日本では高齢者の5人に1人が認知症と言われていますが、私は「働かなくなる」事が最大の原因だと思います。
ワンコin食堂にいらっしゃる高齢者も近隣の高齢者も働いている人は皆お元氣です。
だからこそ、バリアアリー・プラチナ・ハウスに住んでいただく高齢者には「仕事付き」にします。
いつまでも元氣で長生きをしていただきたいからです。
楽しみながら働くことで、
・体を適度に動かし
・仲間と会話し
・少しでも稼ぐ
そうすることで、体が健康になり、孤独にならず、老後の蓄えもできる。
いい事しかありません。
ポイントは、やな仕事では無く楽しい仕事を選ぶ事です。
給与が高くても、きつくて楽しく無い仕事は選ばない。
子供の頃、遠足に出かけるようなワクワクする仕事ならば、毎日でも行きたくなる筈です。
そんな元氣で楽しそうに笑顔で働く高齢者を見るのが私の夢です。