勘違いの利用者さんファースト
- 皆川 義廣

- 7月14日
- 読了時間: 2分

xxファーストという言葉が有ります。
xxを最優先させる、大事にするという意味です。
サラリーマン時代には「お客様ファースト」が会社のスローガンでした。
当時はコンピューターメーカーとして圧倒的なシェアだったことから、自社の奢りが目立ち、
それを戒める言葉として浸透させていました。
今回の選挙でも国民ファーストをスローガンにしている政党も有ります。
福祉業界でも利用者さんファーストの考え方で対応している事業所が多いです。
当社でも立上げ当初から、その考えは取り入れています。
ただ何でもかんでも利用者さんの要求通りにする事が利用者さんファーストでは有りません。
中には、
歩けるのに毎回スタッフに浄水器から出した水を持って来させたり
コインランドリーに共有の洗濯機があるにも拘らず、自分の洗濯機でないと駄目だと我儘を言ったり
与えられた仕事をせず、自分のしたい仕事しかしない
等々の利用者さんもいます。
そう言う利用者さんに限って、こちらが言う事を聞かないと、「虐待を受けている」と警察や県の福祉課に電話して大騒ぎします。
所謂クレーマーになります。
利用者さんの成長を考え、時には厳しく対応する事も利用者さんファーストです。
そこには、利用者さんの成長と利用者さんへの愛があるかがポイントです。
子供に対する親や先生の教育と一緒ですね。
くれぐれも勘違いファーストには注意して行きましょう。


