工賃と給料の違い
- 皆川 義廣
- 6月25日
- 読了時間: 1分

今日は当社の給料日。
スタッフ同様に利用者さんも給料日です。
工賃と給料は、どちらも労働の対価として支払われるお金ですが、
雇用契約の有無や最低賃金の適用などが異なります。
工賃は雇用契約を結ばない就労継続支援B型などで支払われるもので、
給料は雇用契約を結んで支払われるものです。
硬く言うと、こんな説明になりますが、私からするとどちらも給料といえばいいじゃん、
と思っています。
だから当社では、設立した時から利用者さんに対しても給料と言ってお渡ししています。
大分以前の設立当初に、スタッフから利用者さんとのエプロンの色を分けて欲しいと言われた事が有りました。
何故?と聞いたら、今までの事業所は全て分けていたから、だと。
当社の理念
障がい者に当たり前の生活を
に完全に反する発言だっただけに、驚き説明をして納得して貰い?、今に至っています。
だから、工賃では無く給料。
給料の語源は、サラリーの翻訳でありラテン語の塩です。
兵士が食べていく為に必須だった塩、今のお金です。
それは、サラリーマンも利用者さんも同様なんです。
だからこそ、分けて言う必要はありません。
今日は皆んなで感謝して笑顔で給料を受け取りましょう。