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旧富崎小の利活用プレゼンをしてきました

昨日、旧富崎小の利活用プレゼンをしてきました。


x JapanのForever LOVEをBGMにして。(サングラスはやや滑りました)


約20名を前に、15分と短い提案でしたが、かなりの手応えでした。


テーマは「若者が夢と家を持つなら、館山市」です。


提案のポイントは、以下の3つです。


  1. (敷地内に)アースバックのグランピングを5つ建てる

  2. (敷地内に)アースバックの移住者の家を建てる (家を持つ)

  3. 自給自足の生活をして貰いながら、移住者に屋台等の起業をしてもらう (夢を持つ)

特に2の移住者の家は、ふるさと納税で100万円(材料費)を出して頂き、移住促進金を100万円市から出していただく事で、実質タダで持ち家を持つことが出来る、という活気的な提案です。


これ以上の提案は無いと自負していたのですが、質問の時間になり、ある高齢の方(富里地区長)が


「グラウンドはゲートボール等で利活用出来ており、草刈りも出来ているので、下手に建物が建つのは好ましく無い」


「富崎地区は漁港の町なので、休耕田はない」(本当か?)


「提案は良いことばかりだが、それは現実的では無い」


等々代替案もなく野党の野次の様な質問ではなくイチャモンをつけてきました。


流石の私も、後半は


「利活用が出来ているのであれば、提案依頼をする必要はない。


それで満足されているのであれば、そのまま使い続ければ良い。


ただ、それで老朽化が進み、この様な提案依頼になったのではないか?」


と、その方に反論しました。


最後は黙りこくっていましたが。。。


それ以外では、アースバックについてや、ふるさと納税でのお金の流れに関する質問など、活発にQ&Aが進みました。


感想として、この廃校を本当に真剣に利活用する気持ちで審査している人がどの位いるんだろうと疑問に思いました。


民間にせよNPOにせよ、それなりの覚悟と投資と時間を掛けて提案書を書き、プレゼンに臨んだはずですが、


会場の雰囲気が正直暗く重かったのです。


利活用提案で小学校を復活させて下さい、というスタンスでは無く


貸してやるから、良い提案をしてみろ


という雰囲気でした。


行政側がお金を出して、提案依頼をするなら判りますが、全て丸投げで改装費やインフラ運用コストを出して貰い、更に賃料を頂くにも拘らず、このスタンスではどの民間でも実施しないと確信できます。


ボランティアでは無く、まともな経営者であれば、ここに投資する価値が無いと判断するでしょう。


ただ、可哀想なのは日々老朽化していく校舎と敷地です。


また、事前視察で近所の高齢者数名と話しましたが、地区長とは真逆で利活用を期待していました。


廃校は税金で建てられた国の資産です。


それを、その地区の一部の老人が私用して良いものではありません。


本来通いたかった子供達の未来の為に使うべきものと私は思います。


中々出来ない体験が出来、提案依頼の機会を与えて頂いた館山市役所の関係者には感謝しています。


利活用の判断は、地域の子供・若者・高齢者が喜ぶサービスを提供できる提案であって欲しいと心から願っています。

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