ワンコin食堂がオープンして1週間が経ちました。
拙速な私らしく、準備期間は実質1ヶ月という短期間でのお店オープンでした。
店長、調理担当を新たに雇いましたが、福祉経験のない方かつ私の遣り方が理解できず、何とオープンから2日目で退職するアクシデントがありました。
この窮地を救ったのは、グループホーム・キズナとオフィス・キズナの創設時からのスタッフでした。
朝から利用者さんを的確に指示し、仕込みも料理も完璧にこなし、結局問題なく運営できています。
初日、二日目のあのバタバタとピリピリ感は何だったのだろう?と思えるくらい、今はワン・チームで楽しく働けています。
将に、灯台下暗しでした。
改めて、当社スタッフのポテンシャルの高さと私の見る目の無さを実感した1週間となりました。
グループホーム・キズナでは、毎夕食に配食のおかずとは別に一品の手料理を作り、週末も手料理を作っています。
また、お子さんの為に毎日お料理を作っています。
まだお客様数は20名を超えていない今、グループホーム・キズナの利用者さんの食事数が多いのです。
そんな彼らからすれば、実はお茶の子さいさいだったという事でした。
このお陰で、分断していた配食事業とワンコin食堂がワンチームになることが出来ました。
災い転じて福となったのです。
そして、ここで働く利用者さんの働きぶりにも驚かされました。
的確な指示のもと、仕込みから調理、洗い物、片付け、清掃と真面目に取り組む姿には感動させられます。
彼らの時給500円を年内に達成する為にやることはただ一つ。
一日50人の来客です。
広告、チラシと認知度を上げる手をすでに幾つか打っていますが、まだまだです。
福祉事業所が最も苦手なマーケティング。
私自身が今最も自己投資しているここで頑張るチャンスです。