オフィス・キズナ(障がい者就労支援B型)が2周年を迎えました。
2年前の4月8日は、忘れもしない日です。
新型コロナによる緊急事態宣言の翌日で尚且つ大雨。
新規オープンという事で多数のお客様を予定していましたが、7名の見学者のみ。
2ヶ月間は私以外のスタッフ4名、利用者さん1名が続きました。
KIZUNA HOMEの修繕工事が大幅に遅れ、資金繰りにも苦労していました。
会社経営も初めて
障がい者福祉事業も初めて
珈琲豆の焙煎も初めて
全て初めてづくしでした。
今では26名の利用者さん
13名のスタッフ
にまで成長する事が出来ました。
様々な人のご支援のお陰です。
有難うございます。
当時、忘れないエピソードが有ります。
お店のエプロンとキャップをコーポレートカラーのオレンジで統一し、私も着ていました。
オープンしたての時に、ベテランスタッフから
「何故、私たちのエプロンと利用者さんのエプロンが同じ色なのか?
今迄の事業所では色分けしていた。」
とのクレームです。
私は何故色分けするのかが判らず、逆に聞き返しました。
「何故同じ色では駄目なのか?
利用者さん差別では?」
そのスタッフは答えられず、当然ですが同じ色を今も続けています。
これが、この考え方が従来の障がい者福祉業界なんだと思い知らされた出来事でした。
当社のヴィジョンが、
しょうさんに当たり前の生活を
でしたので、その軸がブレることは有りませんでした。
時給200円からスタートし、現在は270円と3割増えたものの目標の500円にはまだまだです。
それでも、500円の利用者さんも数名いて、仕事のオプションも増えてきました。
利益倍増計画もスタッフ中心に行動に移しています。
何より、利用者さんの顔つき、仕事に対する取組み姿勢が変わってきました。
真摯に仕事に取組む姿勢にいつも心打たれます。
これからも、彼らの輝く笑顔を見続けたい
そんな想いで3周年、10周年を目指していきます。
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