毎朝約1時間の(保護犬の)福ちゃん散歩で最近春を感じます。
日の出が早くなり、桜も咲き始め、暖かさを感じる日が増えてきました。
福ちゃんは、人間が見えない春の訪れを、鼻や本能で感じている様に見えます。
以前にもブログでご紹介した金子みすゞさんの詩は春の詩が多いのですが、
次の詩も人が見えない春の訪れを歌っています。
星とたんぽぽ
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
[金子みすゞ]
目に見えるものしか信じない人が多く、ここ数年はマスクで人の表情も見えませんでした。
春になって、皆んながマスクを外して、明るい未来を見ていきたいですね。