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心の瞳

心の瞳」は坂本九さんの遺作です。


シングル「懐しきlove-song」のB面に収録され、1985年5月22日に発売されました。


作詞は荒木とよひささんが、作曲は三木たかしさんが担当した、坂本夫人へのラブソングです。


「コンサートの最後に歌うような曲にしたい」と作ったこの曲は、残念ながら結局コンサートで披露されることはありませんでした。


1985年8月12日、日本航空123便墜落事故によって坂本九さんが亡くなってしまったのです。


しかしその後、「心の瞳」をラジオで聴いた中学の音楽教師が合唱曲として編曲します。


卒業式で歌われ、口コミが広がり、最終的に音楽の教科書に載るほど人気が出ました。


娘が学校でピアノの伴奏でこの曲を弾くことになり、毎週末に家で聞いていました。


最初は、ただいい曲だなぁって思っていた程度でしたが、何か懐かしさを覚え、


曲名を聞いて調べた所、坂本九さんの遺作と知りました。


亡くなられた当初は、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」など


往年のヒット曲はよく流れましたが、「心の瞳」は殆ど流れて無かったと


記憶しています。


奥様の柏木由紀さんが娘さんとのコンサートで地道に広げていった成果だと思います。


いい歌は時代も世代も超えて来ます。


今聞いても胸に刺さる素晴らしい歌です。


「心の瞳」は家族愛・夫婦愛をテーマにした曲です。


歌詞には長年寄り添ってきた人への感謝がつづられているので、中学生・高校生には「少し早いかな?」と思うかもしれませんが、


大切な人を思う気持ちに年齢は関係ありません。


寒い季節、寒い世の中「心の瞳」の歌詞を読み、大切な人と家族を想いホッコリしましょう。


心の瞳で 君を見つめれば


愛すること それが


どんなことだかわかりかけてきた


言葉で言えない 胸の暖かさ


遠まわりをしてた 人生だけど


君だけが いまでは


愛のすべて 時の歩み


いつも そばで わかち合える


たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても


それは 生きてきた 足あとが あるからさ


いつか 若さを 失(なく)しても 心だけは


決して 変わらない 絆で 結ばれてる


夢のまた夢を 人は見てるけど


愛すること だけは 


いつの時代も永遠(とわ)のものだから


長い年月(としつき)を 歩き疲れたら


微笑みなげかけて 手をさしのべて


いたわり合えたら


愛の深さ 時の重さ 何も言わず


わかり合える


たとえ 過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても


それは 歩いてた 人生が あるだけさ


いつか 若さを 失(なく)しても 心だけは


決して 変わらない 絆で 結ばれてる


愛すること それが


どんなことだかわかりかけてきた


愛のすべて 時の歩みいつも 


そばで わかち合える


心の瞳で 君をみつめれば・・・・・


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