電気代が高騰しています。
理由は、次の3つです。
燃料価格の高騰
国内の電力供給不足
再エネ賦課金の単価上昇
日本は主力の火力発電の燃料のうち約90%を天然ガス(LNG)と石炭で賄っていますが、両方とも1年で単価が倍になっています。
その値上がりの理由は、次の通りと言われています。
新型コロナウイルスの影響
天然ガスの需要増加による価格上昇
ウクライナ情勢の影響
円安の影響
更に、KIZUNA HOMEでは、元々が寮だった事もあり、各部屋に電気ガス水道のメーターが有りません。
その為、毎月の水光熱費は、
固定の水光熱費x世帯数が頂く収入で、電気代高騰で昨年1年で約500万円の水光熱費が赤字でした。
その為、寒い冬や暑い夏にエアコンを付けっぱなしにする人がいる事も電気代高騰の原因です。
メーターを付けるのがイイのですが、1室で20万円以上掛かるため、全世帯で3,000万円以上の設置代は現実的ではありません。
そこで、何度か節電依頼をしましたが、今年になっても減るどころか、寧ろ増えている為、値上がりに踏み切りました。
私は部屋でもダウンを着て、ホットカーペットで、この冬もエアコン無しで生活できました。
恐らく、全世帯で1番電気ガス水道を使っていないと思います。
水光熱費が固定で上限が決まっていると、ホテルの様にエアコンや電気を付けっぱなしで、外出すると言うのは人間の心理かもしれません。
今後は太陽光パネルや蓄電池設置等で電気代を下げる企業努力は続けますが、「付けっ放し」が減る事が1番の節電になります。
人の気持ちを変えるというのは、はっきり言って難しい。
長年連れ添った家族ですら、中々出来ません。
でも、きっと解決策は出てくると楽観しています。