先週発売された、「SHOTIME」この本を読みました。
二刀流の「史上最高のメジャーリーガー」は、どのようにして生まれたのか?
なぜ、大谷翔平はメジャーでMVPを受賞できたのか?
全米が驚嘆した大谷の凄さと活躍の秘密をロサンゼルス・エンゼルスの番記者が1460日間密着して完成した待望の一冊です。
かなり克明に入団前から、MVP受賞までを書かれていて、番記者ならではかつアメリカ人として忖度なく書かれた素晴らしい本です。
詳しくは、この本を読んで頂きたいですが、私が感銘を受けたのはご両親の育て方と20球団の争奪戦の中でエンゼルスを選んだ理由です。
ご両親の育て方は、スポーツエリートの両親に有りがちなスパルタ型ではなく、のびのびと大らかに野球を強制することなく応援型の育て方でした。
その中でも、親子の交換日記で日々の練習や試合での良かった点・改善点を冷静に振り返り、お父さんがそれに客観的アドバイスをしている「夢ノート」が成功の秘訣だったと思いました。
大谷さんが謙虚で明るく礼儀正しいとチームメイトやファンから好かれているのは、この両親のお陰です。
そして日々の試合でも客観的に自分を振り返り、毎日毎日成長を続けているのも、この夢ノートのお陰です。
エンゼルスを選んだ理由は、当時のエップラーGMの綿密な調査・分析とプレゼンテーションの効果も大きかったようですが、最終的な判断は球団とのフィーリングだったようです。
自分の夢である二刀流を共に支えてくれる支援体制とプレゼンテーションで共感と絆を感じたからです。
出ました絆(KIZUNA)。
年棒や知名度や強さといった目に見えるものではなく、
共感と絆で感じた目に見えないフィーリングで選択した事に感動しました。
ここが大谷選手の愛されるところであり、素晴らしい結果を残す原因だと思いました。
私だけではなく、多くの日本人が大谷選手の活躍に毎朝元氣を頂いています。
こんな気持ちは、野茂選手、松井選手以来です。
毎日のスポーツニュースやTVやネットニュースで彼らの活躍に元気を貰える。
同じ日本人として、誇りであり、気持ちがスカッとする。
まだまだ若い大谷選手。
そして誰もなし得ていない記録への挑戦。
恐らく、今後生きてる間に2度と見られない選手。
これからも応援しています。
日々の活躍で感動を与えて頂き、有難うございます!