今週、ある会社との打ち合わせがあったのですが、約束の時間になっても来ず、連絡もありませんでした。
3分遅れで担当が来て、肝心の上司が更に15分以上遅れるとの事で、その日のミーティングはキャンセルしました。
Time is money. 「時は金なり」が、若い時から上司に叩き込まれていたからです。
「時は金なり」ということわざには、
「時間はお金と同じく貴重なものなので、浪費することなく、有意義に使うことが大切である」
という戒めの意味があります。
「時間=お金」であることを示して、目に見えない時間の大切さを端的に表現していることわざと言えるでしょう。
同様に”Time is money(タイムイズマネー)”という英語表現もご存じの方が多いと思います。
実は、私たちがふだん使っている「時は金なり」という日本語の言葉は、この”Time is money”の考え方が日本に伝わってきたときに日本語に翻訳されたものです。
この言葉を残した人は、かの有名なベンジャミン・フランクリンです。
アメリカ合衆国建国の父でもあるベンジャミン・フランクリンは、100ドル紙幣の肖像画にも描かれているので、馴染みがある方も多いことでしょう。
私が強烈にこの言葉を理解したのは、前職の営業で黒川紀章設計事務所様の引き継ぎ時に、私と上司が待ち合わせ場所で前任の営業を待っていた時に、待ち合わせ時間に数十秒だけ前任者が遅れてきたのです。
それに怒った上司が、何と帰ってしまったのです。
当時は、数十秒だけで、何て短気な上司だろうと思っていましたが、Time is money.を身を持って知らせてくれました。
相手の時間
お客様の時間
だけでは無く、
次のお客様で得るかもしれない商談等の「機会損失」になるからです。
以来、私は待ち合わせなら最低でも10分前、懇親会や重要な会合では30分前には来る様に自然となりました。
家族や後輩や友達にも、時間に関して未だ厳しい方なのは、これが体に染み付いているからです。
時間は命
金持ちも貧乏な人も健康な人も病人も等しく与えられた財産です。
大切に使っていきましょう。
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