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「当たり前」を忘れた日本人 ~祝!200回~


30年ぶりに倉本聰さんの名作「北の国から」を見ています。

今、新型コロナでキャンプが流行っていますが、五郎さんの心境と通じるものがあります。

当時は、新三種の神器である「自動車、クーラー、カラーテレビ」が各家庭に浸透し、更に高級車、ゲ

ーム、ブランド品が出現していました。

そんな恵まれた時代に、富良野から離れた水・電気・ガスが無いボロ小屋に子供二人と生活する物語が人々の共感を生みました。

お金やモノは無くても、家族中心に周りが助け合う「」があったからです。


翻って、現代の日本はどうでしょうか?


2019年の世界156カ国を対象にした幸福度ランキング調査結果では、日本は前年より4つ順位を下げ58位でした。


ここ数年の日本の順位の推移を見てみると、5年間で46位から58位へ、そして今年は62位と徐々に順位を切り下げています。


「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれたウルグアイ元大統領のホセ・ムヒカ氏はこう言っています。

「貧しい人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のこと」


今こそ、「起きて半畳、寝て一畳」という日本人の美徳をもう一度、思い出すべきです。


幸せになる条件、それは「足るを知る」ですよ。[倉本聰]


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