世界で200年以上の老舗は5,586社(合計41か国)ある中で、
その3,146社(全体の56%)は日本にあり、
日本はダントツの世界ナンバーワンの老舗大国であることが示されています。
第1位 日本3,146社
第2位 ドイツ837社
第3位 オランダ222社
第4位 フランス196社
第5位 アメリカ14社
第6位 中国9社
第7位 台湾7社
第8位 インド3社
その他 1,152社で、
「世界最古の企業は、578年創業の金剛組で約1500年の歴史を持つ、大阪市にある建設会社です。
世界2位の企業は山梨県の旅館・慶雲館。
以下、世界の超・老舗企業の上位を日本企業が独占しています。
これはまた別の調査ですが、日本には創業1000年以上の企業が7社、500年以上が32社、100年以上が5万社以上といわれています」
ところで、なぜ日本にはこれほど老舗企業が多いのでしょうか?
「日本は島国で、他国の支配を受けることがなかったこと、それから日本人の勤勉性があげられます。
仕事に手を抜かず、一途に打ち込む国民性。『暖簾に磨きをかける』と言いますが、
社風・ブランド・商品・社員を育て、それをいい状態で次の世代に渡すことが美徳とされてきました。
長寿企業に共通しているのは、『家訓』や『理念』がしっかりと受け継がれているということ。
そして、後継者を育てることを大事にしてきたからこそ何代も続くことができたのです」
しかし最近は、日本の企業もどんどん生まれては消えている。
『日経新聞』が’96年に新設法人8万社の存続率を調査したところ、
1年後には60%に、
10年後には5%との結果が出た。
10年続いた会社は、20社に1社しかなかったのだ。
「これら多くの会社が続かなかった理由を精査すると、やはり『確固たる理念がなかった』というところに行き着きます。
今後ますます、老舗企業の“持続可能な経営”の秘密を学ぶべき必要性が出てくると思います」
KIZUNAは創業まだ3年目。
10年まで8年
100年まで98年
少なくとも私は生きていません。
ただ理念はしっかりしていますので、100年続きそうな氣がしています。
利用者である「しょうさん」が必要と認めてくれれば、残っていくんでしょう。
我々はただただ彼らが成長し喜んで「当たり前の生活を」を実現することを支援するのみ。
タイムマシンで100年後を見てみたいです。