コロナ禍で自殺者は増えている。
警察庁と厚生労働省によると、20年の自殺者数は前年比4.5%増の2万1081人。
リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加に転じた。
外出自粛や失業などで孤立する人が増え、女性や若者の増加が目立つ。
21年も7月までの自殺者数は1万2564人で前年同期(1万1443人)を上回った。
この数字は58人もの方が毎日自殺している事になります。
昨日のコロナでの死者が45人なので、30%も多いのです。
新型コロナの死者数は累計で1万5769人です。
一方で、孤独や絶望を抱えた人々の支えとなってきた「いのちの電話」が揺らいでいます。
相談員の高齢化や新型コロナウイルスの感染拡大で、
深夜の相談を中止したり、電話回線を減らしたりする運営団体が相次ぎ、
自殺者の増加に対応しきれていないからです。
どちらも大事な命。
救えるものなら救いたい。
あるお坊様からいただいた言葉の一部を送りたいと思います。
私達は、皆、誰であれ、この世に相対的有限たる借り物の身体を持ち存在しています、
その上で、この娑婆世界に降りて来たからには、
障害物競走の様に、苦難、困難が私達にふりかかるのは当然なことです。
ただ、楽だけをして、 単なる明るいお花畑にずっといながら、
綺麗なお皿に載った与えられたものを食べるだけの人生では、
魂の成長は全く無く、正に意味の無い人生となります。
困難があり苦難があり、それを乗り越えるから私達は成長出来るのです。
私達の人生の旅路には、四季があります。
ワクワクする春から始まり、
暑く楽しい夏が来て、
寂しい秋が来ます。
寒さに耐え忍ぶ冬もあります。
しかし覚えておいてください、
冬は必ず春となります。