この本を読みました。
これが実に面白い本でした。
「失敗から学習する組織」の代表として航空業界
「学習できない組織」の代表として医療業界
を例に実例を基に失敗から学ぶ素晴らしさを紹介する良書です。
これは、倒産確率が一番高い飲食業界やベンチャー企業にも当てはまると確信しました。
肝になるのは、失敗をオープンにすることです。
その失敗を皆んなで分析し、次に同様のことがない様に対策を練り、皆んなで共有する。
これを100年前からやっているのが航空業界であり、日本のトヨタです。
だからこそ、事故が驚異的に減っているんです。
学習できない組織は、失敗を隠蔽するからです。
これでは、その時は言い逃れても、同じ失敗を繰り返してしまいます。
医療業界では未だ医療ミスによる死亡が後を絶ちません。
私がこれからやろうとする地方創生起業大学では、この「失敗から学習する組織」を作って行く予定です。
そもそも、成功するまでしつづけるので小さな失敗はあっても大きな失敗にはなりません。
そう、この言葉通りなんです。
Nothing ventured, nothing gained.
「やってみることに、失敗はない」