
タイニーハウス(Tiny house)とは、「Tiny(小さな)house(家)」を指す言葉で、
1990年後半にアメリカで提唱された家の形です。
その後、2008年のリーマン=ショックをきっかけに「シンプルで無駄のない生活」が注目され、
タイニーハウスはムーブメントになって世の中に広がり始めます。
タイニーハウスの定義は厳密にはありませんが、
・延床面積はおおむね20㎡以内
・本体価格は1000万以内(ローンは組まないまたは最小限の期間)
・セルフビルドや移動ができること
加えて、「大切なものと向き合うきっかけとなること」と定義しています。
日本でタイニーハウスが注目されはじめたのは東日本大震災後のこと。
突然失われるかもしれない「物質的に豊かな生活」ではなく、
「大切なものに囲まれた、ほんとうに豊かな生活」を模索する人が増え、
その手段のひとつとしてタイニーハウスが注目されています。
日本で注目されているタイニーハウスは、
約10㎡の小さな家「マイクロハウス」や、
車で牽引して移動可能な「トレーラーハウス」、
子ども部屋や書斎にもなる「小屋」などで、
国内でこれらのタイニーハウスを販売するメーカーも少しずつ増えているのです。
タイニーハウスは、なぜ「大切なものと暮らし、ほんとうに豊かな生活をするための方法」
として注目されているのでしょうか?
その理由のなかで、代表的なものは以下の通り。
・家にかかる費用が抑えられる
・働き方が変えられる
・必要なもの、そうでないものを見直せる
・ちいさいからこそ、空間にこだわることができる
日本での持家比率は60%
家を資産と考え、家族の為、夢の為、将来資産の為と
家賃より安いローンでと安易に家・マンションを購入し、このローンの為に
働いている人が多いです。
今や3組に1組が離婚し、このローンで裁判をしているカップルが後を経ちません。
リーマンショック、大震災、新型コロナなど想定外の事が起きて
リストラや大幅な収入減で泣く泣く家を手放さなければならない人が増えています。
家を買うと喜ぶのは、不動産会社、建設会社、銀行です。
彼らは基本売ったら終わり、万が一支払えなくなっても土地・家を担保にとっています。
新型コロナで都心に住む必要性が極端になくなりました。
高い都心に住んで、高いローンを支払い、満員の痛勤電車にのる必要は有りません。
その事に気付いた人たちが住み始めているのが、このタイニーハウスです。
でかい家に住む事がいい事だと思っていたアメリカから始まっているのが面白いところです。
都心まで電車・車で一時間の関東圏で土地を探せば、23区の1/10以下の土地がゴロゴロしています。
ここ長南町では坪1万円で、世田谷区の1/100です。(売り物件が極端に少ないですが)
安い土地に資材を買って、自分たちで小さな家を建てる。
不動産会社、建設会社、銀行に多くのお金を支払う必要が無くなります。
星Fullプロジェクトでは、アースバックの家をタイニーハウスとして建てていく予定です。
アースバック工法の家

材料費のみで、チームで建てていきますので。
その材料費も移住金で賄う様にする予定なので、実質タダで持ち家を持てる夢のプロジェクトです。
地方創生の起爆剤になると確信しています。