昨夜、オンラインで理想の福祉チームを考えるワークショップが行われました。
本来は西粟倉村という岡山県の最北東端に位置し兵庫県・鳥取県と県境を接する村
で行われる予定でしたが、新型コロナの影響でオンラインで行われました。
南は台湾から北は山形まで約20名が首題テーマについて熱くディスカッションしました。
と言っても、飲み食いをしながら参加できるのがオンラインの気安さです。
私は開始30分以上前から飲みながら参加させて頂きました。
先ずは、この西粟倉村の凄さをご紹介します。
面積の約95%が山林で豪雪地帯、人口が1,400人の過疎の村にも拘らず、
何と10%以上の150人が移住組です。
しかも、Venture企業が45社、その売上が20億円。
長南町の1/5以下の人口の村で、KIZUNA相当のVenture企業が45社も誕生しているんです。
経営資源が乏しい村でどうして?
その秘密を書くと長くなりますので、ポイントだけ。
・近隣の市町村との合併を反対し、独立の方針を決めた町長の英断
・村役場のベンチャー公務員
・エーゼロというベンチャー企業
私がこれからやろうとしている 1 x 2 x 3 = 6次産業の大ヒントになっているのがエーゼロです。
昨日のワークショップに戻りますと、8割以上が福祉事業に携わっている方で
ご自身や職場で何らかの課題・悩みを抱え、理想のチームを作るには?
を真剣にディスカッションが出来ました。
経営側の私としては非常に参考になる声を聞く事が出来ました。
・福祉事業の職場では多くの職員がストレスを抱えている
・対利用者さんやスタッフ同士のコミュニケーションに問題がある
・上記に対する受け皿が無い
これに対し、最終的な解決策は出ませんでしたが(3時間のワークショップで出るわけはありませんが)
やはり、利用者さん、スタッフ、経営者のコミュニケーションや双方に敬意を持って接する事が重要だ
との意見が目立ちました。
弊社のモットー「そえか」もご紹介をさせて頂きました。
掃除
笑顔
感謝
特に、笑顔と感謝の気持ちで利用者さん、スタッフ、経営者が接していれば
理想のチームになるのでは、と改めて感じました。