窓際のトットちゃん


約30年振りに「窓際のトットちゃん」を読みました。


日本のリトミック教育の先駆者小林 宗作さんの事を偶々知り、この男の事をもっと知りたいと思い


本を探したところ、「窓際のトットちゃん」に辿り着きました。


空襲でトモエ学園を焼失する。


燃えている学園を見ながら長男の巴に「おい、今度はどんな学校、作ろうか」とつぶやいたという。


自分の理想として作った学園が消えていくのを見ながら、こんなセリフを呟ける男って、どんなすごい人なんだろうと強い興味が湧き起こったからです。


もし理想のKIZUNA HOMEが目の前で燃えてるのを見たら、果たして、そんなセリフを言えるのか?


物語の舞台は、1937年に創設された「トモエ学園」。


大井町線の自由が丘駅を降りた先にあります。(現在のピーコック)


主人公のトットちゃん(黒柳徹子さん)は、小学1年生。


活発すぎて、以前通っていた小学校を退学になっていました。


そして母親がなんとか探し出したトモエ学園に転入することになったのです。


トモエ学園は、電車の車両を教室に使っているというユニークなところ。


全校生徒は約50人、1年生は9人です。


校長先生の名は、小林宗作。


初めて学園を訪れたトットちゃんのとりとめのない話に4時間も耳を傾け、やっと話が終わった時に、


「これで、君は、この学校の生徒だよ」と告げたそうです。


前の学校で問題児扱いされていたトットちゃんは、生まれてはじめて本当に好きな先生に会えたと思いました。


トモエ学園の授業は、子どもたちの興味や個性を尊重したユニークなもので、席も時間割も自由です。


その日の気分で好きな席に座り、おのおののペースで勉強しました。


リトミックや校外学習なども積極的に取り入れています。


斬新で自由すぎる教育方針には、トットちゃんの両親さえ心配に思うこともありましたが、


当の本人は友達とともにのびのびと元気よく育っていったのです。


その一方、世間では戦争が進んでいました。


トットちゃんの家の近所に住むお兄さんたちも毎日のように出征し、空にはアメリカの飛行機が現れて、爆弾を落としはじめます。


B29からいくつも焼夷弾が落とされた夜、トモエ学園は焼けました。


その頃、トットちゃんは東北に向かう疎開列車の中。


校長先生がいつも言ってくれていたた「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」という言葉を忘れないと誓い、


いつかまた、すぐに校長先生と会える日が来ると、安心して眠りにつくのでした。


この本がドラマ化された時に、黒柳徹子さんのたってのお願いで作られたのが「トモエ学園」です。


KIZUNA HOMEには不登校の子供達の学校があります。


不登校には理由があるんです。


そう、学校がつまらないんです。


「トモエ学園」の様な学校が日本に増えることを願っています。


わたしたち 違うんだね 

顔のかたち 心のかたち


「違うって」おもしろいな 

だからその手 繋ぎたくなる


「はじめてって」いつも怖いけど 

とってもワクワクする


ねぇパパねぇママ ちょっと待ってて 

この場所でなら もっといい子になれるから


電車の教室でお弁当食べて 

裸ん坊でプールに飛び込んだ夏は

私の心も裸だったんだね 

この夏がずっとずっと続けばいいのにな


大好きな笑顔 思い出すと

泣きそうです 今も


先生 友達 私の明日

作ってくれたの 学びやの日々

ありがとう


教えてくれましたね

違うって自由ってこと


教えてくれたんですね

大好きって幸せってこと


ほら自由で

幸せです 今


「トモエ学園」福山雅治



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