先般、千葉のとある行列店に行ってきました。
雨天にも拘らず、大行列で1時間以上も待ちました。
日本人は行列が好き。
本当でしょうか?
少なくとも私はサラリーマン時代は好きではありませんでした。
並ぶ時間が勿体ないからです。
あるアンケート調査(20代以上の女性を対象とする)によると、「行列に並ぶのは嫌い」と答えた方は84%
では、どうして行列ができるのでしょうか。
心理学の「同調行動」によると、
人は「自分の意思に関係なく、多数派の行動をマネする傾向がある」とされています。
「同調圧力」の高い日本では、他人が評価しているものに対して「価値がある」と判断しやすいからです。
店舗経営戦略では
・席数を適正な席数に減らす
・オーダーを先に取ってしまう
・店前に行列を作る意図を持った人を立たせておく
・メディア露出など、はやりの波を逃さない
といったシステムを作ってあえて行列を作っているお店もあるようです。
ただし、リピートするかどうかを決めるのはお客様
味が悪かったり、接客が悪かったりすれば2度目は無く、悪い評判が経ち
直ぐに行列は無くなります。
テクニックでは無く、味で行列のできる店は
お店は古くて、店員はおばちゃんばかりで、値段も決して安くない
けれども、いつまでも愛され続けるんですよね。
行列は出来なくても、いつまでも愛され続けるお店にしていきたい。
ワンコin食堂の目指すところです。
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