昨日、NPO千葉県障害者就労事業振興センター様が来所され、
賃金向上視察をして頂きました。
弊社マネージャーからは、事業計画書等々の書類準備やら監査同様の視察と聞いていましたが、
全くの杞憂でした。
因みに、杞憂の「杞」は中国周代の国名で「憂」は憂えること。
杞の国の人あるが、天が落ちてきたり大地が崩れたりしないかと、あり得ないことを心配し、
夜も眠れず食事も食べられなかったという。
そこから、あれこれと無用な心配をすることを「杞憂」というようになった。
福祉事業の監査は相当大変なようで、数名が1〜2週間以上かけて準備するのだそうです。
普段から偽りのない業務をし、文書化し整理整頓が出来ていれば問題ない筈。
やはり、この業界はまだまだ伸びしろが大きい業界です。
有効性調査員に評価いただいたのは、
・短期間(1年4ヶ月)で4つの事業(珈琲豆焙煎、配食、食堂、HP制作)を立上げ、黒字化している事
・コロナ禍で利用者さんを多数(25名)登録している事
・利用者さんの仕事の選択肢があり、楽しそうに仕事をしている事
・時給が県平均より倍近く高い事
・経営理念、ヴィジョンがしっかりしていて、就労事業と連携している事
でした。
千葉県で300〜400箇所の視察をした中で、これほど短期間でこれほど事業展開をした事業所は初めてだと
驚かれていました。
このスピード感に追いつくための社員教育が今後重要です、とアドバイスも頂きました。
最後はワンコin食堂のランチを美味しく食べていかれて、満足そうな視察でした。
ただ私としては、まだ最初の目標の
年内に時給500円達成
が残り4ヶ月で未達なので安心はしていません。
達成しないからと言って、ペナルティがある訳ではないですが、
利用者さん、スタッフに宣言している事なので、早く達成したいです。
そして、全国の素晴らしい事業所を視察し、TTP(徹底的にパクリ)し、
千葉県そして全国の事業所に展開したい。
そうすることで、全国の利用者さんの笑顔が広がると確信しています。