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慈母の涙



「慈母の涙も化学的に分析すればただ少量の水分と塩分だが、


その頬を流れる涙の中に、化学も分析し得ざる尊い深い愛情のこもっていることを


知らねばならぬ」


イギリスの物理学者・化学者で物理学者として最高の名誉を受けた


ファラデーの言葉です。


彼は物質の研究だけの科学者では無くて、精神生活を楽しむ人でした。


ある時彼は、一人の母親の涙を試験管に入れて学生に伝えたのが冒頭の言葉です。


物質上の知識ばかりに囚われやすい学生に対して、この言葉は実に有名な言葉として


伝わっています。


私は子供の頃、体が小さい割に頭が大きかったので


頭でっかち仮分数


と言うあだ名で呼ばれた時期がありました。


丁度、算数で仮分数を習った頃です。


そのせいか、目に見えるものは信じるが、見えないものは信じない頭でっかちでもありました。


起業し、目に見えないものの方が重要だと感じることが増えてきました。


長南町、ワンコin食堂、リノベーション工事、福祉事業関係者、スタッフで知り合った人々の


愛情、嫉妬、恨み、夢、憧れ、希望


世間で精神病と言われているしょうさん達との会話を通じての


気持ち、心の変化、喜び、悲しみ、夢


これらは決して科学的に分析できるものではありません。


頭で考えて行うのでは無く、心で感じ取り愛情をもっての対応が必要なんです。


これからは子供だけでは無く大人も、この目に見えない事を学んでいくことが重要になってきそうです。


人生で重要なのは、学校で勉強することよりも


そう、100%愛と冒険です!

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