内職とは
- 皆川 義廣

- 9月10日
- 読了時間: 2分

内職の始まりは、家内工業で
その起源は江戸時代の武士の副業と言われています。
当時は「巻煙草、マッチの箱張、ラムプの笠張、貿易品亀の子、足袋縫、鼻緒縫、編物、蝋燭の心巻き、団扇張などが貧民の内職」として絵として描かれています。
現代の障害者のお仕事を最も提供している障害者就労継続支援B型の仕事の8割以上は内職で、江戸時代とほとんど変わっていません。
何故か?
一つは福祉事務所を経営する人は他のビジネス経験が少ない為、自分のビジネスが無く、
新たに作るよりも下請け仕事を選択する方が楽で利用者さん達の時間を埋めれるから。
また利用者さん達に難しい仕事は出来ないと思い込んでいるから。
などが原因だと思います。
では利用者さん目線で考えたらどうでしょうか?
ある親御さんからしたら、昼間時間を潰せて少しでもお小遣いを稼げたら有難いと
思っているかもしれません。
ある利用者さんからしたら、誰とも会話せず同じ仕事を集中して出来るから有難いと
思っているかもしれません。
私はこの事業を始める時に色んな事業所を回りましたが、少なくとも自分なら続かないと思い内職を最初から外しました。
事業所の考え方、利用者さんの希望が有りますので、色々有っていいとは思いますが、
もっと給料の稼げる楽しい内職や内職以外の楽しいお仕事が増えて欲しいと願っています。
自省を含め楽しく稼げる仕事を作っていきたいと思います。


