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友の命日


本日は仲良かった大学の後輩の命日です。


7年前に癌で亡くなりました。


命日とは、人が亡くなった日のことです。


これって不思議だと思いませんか?


命が無くなった日なのに“命日”です。


一説によると、もともと「冥土へ行った日」で“冥日”と書いていたようです。


この「メイ」を、“冥”から、読みが同じである“命”に変えた人がいたようです。


こちらの人生の役割分担を終えて、あっち(あの世、天国)の世界で“命を貰った日”という意味で“命日”です。


なんと壮大なロマンでしょう。


ですから白い死装束は、実は“あっち”で生まれる時の産着だとも言われます。


そしてもう一つ、残っている者たちが、亡き人のことを自分の人生に照らし合わせて、


自らの人生を、命を考える日としての“命日”でもあるような気がしてなりません。


友よ、酒好きタバコ好き女好きな破茶滅茶な生き方だったけど、大好きだったよ。


あっちでも楽しんでるかい?


おいらも今を楽しんでるよ。



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