公正保護記念日
- 皆川 義廣

- 11 時間前
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更生保護記念日は、
1952年11月27日に東京・日比谷で「更生保護大会」が開かれたことに由来し、
犯罪や非行を犯した人の社会復帰を支援する「更生保護制度」について考える日です。
当グループホーム・キズナにも2度少年院、刑務所から出た人が入れないかどうかのご相談が有りました。
私はいずれもお断りはせず、体験をしてから受入れを決めます、
と応えています。
グループホーム・キズナ開設前に地域説明会をした際に、ご近所さんから質問を受けました。
「障がい者が何か問題を起こしたら、どうするんだ、誰が責任を取るんだ!」と。
「私が全ての責任を取ります」と応えました。
私のみ住民票を移し、入居が可能になる前日から第一号の入居者としてここに住んでいます。
住み込みなので、何かあっても私が対応できるからです。
一昨夜も体験利用者さんが警察を呼び出し、病院に帰りたいと大騒ぎになりました。
夜中に私の部屋をしつこくノックされ、警官が2名と利用者さんがいました。
因みに夜中に警官に起こされたのは、この5年で5回以上あります。
当初の約束通りに私がいる事で、利用者さんのトラブルはその場で解決できています。
そういった経験から、受入れの覚悟が出来ています。
罪を憎んで人を憎まずです。
更生は1人では出来ません。
受け入れる場所が無いと、彼等はどうなるのでしょうか。
今日は、少しでも受入れの窓口が広がり、彼らの更生が出来ることを祈る日とします。


