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過疎の町が生き残る道〜小国寡民の内容とは?〜

老子の名言の一つ小国寡民(しょうこくかみん)とは、


小国で住民の少ない所では、たとえ道具があっても使わせないようにする


人々に生命を大切にさせ、遠方には移住させないようにする


そうすれば、船や馬車があっても乗る機会がなく、武器があっても並べておくだけで使うことはなくなるだろう。


人々に昔通りに縄を結んで約束の印をさせ、今食べているものを美味いとして、今着ているものを美しいと思い、今住む家を安楽だとし、現在の生活や風習を楽しいとして満足させるようにする。


そうなれば、たとえ隣国がすぐ近くにあり、その鶏や犬の鳴き声が聞こえてくる程の近距離にあっても、その住民たちは老いて死ぬまで、境界を越えて行き来することがなく、争いは止んで平和となる。


老子が考える理想の国家のあり方とは、人口の少ない地域や過疎地域において、少ない資源や人的な制約の中で、持続可能な社会を築くための考え方です。


長南町含め、過疎の市町村が今目指すべき道ではないでしょうか。


例えば、日本の過疎の市町村に対する対策の一例をご紹介します。


  1. 人口集約の促進: 過疎地域においては、人口の分散が進み、地域の活力が低下する傾向があります。人口集約を促進するために、住宅や就業環境の整備を行い、魅力的な住環境や雇用機会を提供することが重要です。

  2. 地域資源の活用: 過疎地域には独自の地域資源や文化が存在することが多いです。これらの資源を活用して、地域の特産品や観光資源の開発を行うことで、地域経済の活性化を図ることができます。

  3. IT技術の活用: 遠隔地においても仕事や教育ができるように、情報技術を活用した働き方や学び方の環境を整備することが重要です。インターネット環境の整備やテレワークの推進など、IT技術を活用して地域の活性化を図ることができます。

  4. 地域交流の促進: 過疎地域は地理的な制約から他地域との交流が制限されることがあります。地域交流を促進するために、地域間の交流イベントや文化交流プログラムの開催、交流施設の整備などを行うことで、地域の活気を取り戻すことができます。


コレは、チャットGPTに聞いて10秒で答えてくれた一例です。


こんなアイデアを役場と地元若者で議論し、いくつか実行する事で町は変わりえます。


私の唱えている星Fullグランピング・キズナのコンセプトにも近い考え方です。


矢張り、地場ならではの新規スモールビジネスの立上げがキーです。


廃校の利活用を大手の一社に任せるのでは無く、複数のベンチャー企業の「場」にするのも一考です。


それにしても、数千年前にこんな考え方を説いていた老子という人の凄さ。


改めて、畏敬の念を抱かずにはいられません。


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