風邪を引くメリット
- 皆川 義廣

- 8月26日
- 読了時間: 1分
「風邪を引く」の「ひく」は
「引」と表記し、「中に引き込む」という意味です。
風が運んでくる「邪気」を引き込むと、
風邪という病になると考えられます。
かぜの邪気は「風邪(ふうじゃ)」といわれ,
病を起こす「邪(よこしま)」な風ですが、
人がもつ「衛気(えき)」といわれる
体力や免疫力を高めておけば、
風邪に対抗できます。
誰もが風邪を引きます。
一生では、何十回とかかるでしょう。
つまり、風邪を引くこと自体には、意味があるとも言えます。
その都度、免疫力を活性化させて免疫をトレーニングしています。
そして、同時に、毎日発生している
ガン細胞をやっつけているのです!!
風邪症状を厄介者として
一時しのぎで対処していては勿体ないです。
風邪の諸症状は、
風邪を引いたから休みなさいというアラームである以上に、
発熱、倦怠感、咳、鼻水といった症状それぞれに、免疫力を活性化している治癒過程
という意味があります。
風邪を引くことで
時々、免疫系を賦活して
ガン細胞をやっつけてくれています。
そんなメリットもある“風邪を引く”チャンスに
感謝しましょう。
そして、回復後の爽快感を味わいましょう。


