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この素晴らしき世界!


パラリンピックが閉会しました。


今回のオリンピック・パラリンピックほど、「地球人」として見た大会は無いのではないでしょうか。


勿論、日本人選手の金メダルを願い応援していましたが、負けても銀メダルでも相手選手を称え合う、


そんな姿に感動しました。


見る側も日本人以外の他国の選手も応援し、感動を沢山頂きました。


そして、昨夜の閉会式で私自身初めて知った


奥野 敦士さん



私と同じ歳、群馬県で出身頸椎(けいつい)損傷の大けがをしながら、


リハビリを経て再び歌えるようになったロックバンド「ROGUE(ローグ)」のヴォーカリスト。


ルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)


がセレモニーの終わりを彩りました。


歌は頭や目ではなく、魂に語りかけてくるから、こんな素敵な人が、こんな素敵な歌を歌うと


魂が震えるんです。


生きていれば、色んなことがあります。


自身のつらかった体験を絞り出す様に歌う。


この歌声から彼の生き様が垣間見得ます。


有難う!奥野さん!


木々の葉は、緑に輝き、

赤いバラが、彩りを添える。

花々は、ぼくのために、

君のために咲いているんだ。


ぼくは独りで想いに浸る・・・

なんて、いい世界なんだ。


空は、青く澄み、

雲の白さが、くっきりと際立つ。

陽光が一日を祝福し、

やがて、闇が夜を清め、疲れを癒す。

ぼくは独りで想いに浸る・・・

なんて、いい世界なんだ。


空にかかる虹は、くっきりと七色、

なんて、きれいなんだ。

通り過ぎていく人々の顔、顔、顔、

同じく、みんな、美しい。

友達どうしが握手を交わし、


「やあ、こんにちは」、と挨拶している

それは、ほんとは、

「愛してる」って言い合っていることなんだ。


赤ちゃんの泣き声を聞き、

育っていく姿を見続ける。

この幼児たちは、やがて、

無限大の希望を手にしていくだろう。

ぼくは独りで想いに浸る・・・

なんて、いい世界なんだ。


そう、独りで想う。

なんて、素晴らしい世界なんだ。








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