任侠を誤解していました
- 皆川 義廣
- 8月14日
- 読了時間: 1分

皆様知っていましたか?
侠客や遊侠といった言葉は、江戸時代以前から存在し、
社会の秩序を守るために活躍した人々を指す言葉としても使われていました。
しかし、現代では、暴力団などの反社会勢力が「任侠」を名乗ることがあるため、
誤解を生んでいます。
この言葉は、自己犠牲精神や正義感、弱者を守る精神といった、
日本人が古くから大切にしてきた価値観を象徴する言葉として、広く使われています。
私は、ある本を読むまで全く知らず誤解をしていました。
素晴らしい言葉で有り、素晴らしい人です。
「任侠(にんきょう)とは、仁義を重んじ、弱きを助け、強きを挫くために、
自己を犠牲にする精神や行動のこと」を指します。
つまり、人の役に立つために、自分の利益や安全を顧みずに行動することを意味します。
これを知った小説の中で吐く、主人公のセリフがまたイイんです。
「いかに時代が変わっても、ひとの心は変わらん。
ひとの心は経済とちがって効率や利便性では動かない。
むろん効率や利便性を重んじる奴もいるが、
ひとは最終的に誰かの役にたつことでしか、喜びを味わえない」
「任俠ってのは、ひとの役にたつために自分を犠牲にするもんだ」
福祉のお仕事は任侠です。