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楽しむ人には敵わない

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「これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず」という言葉があります。


「あることを知っているだけの人は、

それを好んでいる人には勝てない。

しかしそれを好んでいる人も、

それを楽しんでいる人には勝てない」

という意味です。


 この「楽しむ人にはかなわない」という孔子の指摘を、痛いほどわからせてくれるのが、

20世紀初頭に行われたノルウェーの探検家ロワール・アムンゼンとイギリスの海軍軍人ロバート・スコットによる南極点到達レースの物語です。


結果は、アムンゼン隊が1911年12月14日に南極点に到達し、

スコット隊は、1ヶ月後の1912年1月17日に南極点に到達しましたが、その帰路で全員が死亡しました。


アムンゼン隊が、「あれほど楽しい探検行はなかった」と隊員が述懐するほどスムーズに南極点に到達したのに対して、

スコット隊は、ありとあらゆるトラブルに見舞われた挙句、最後は犬を載せた数百キロの重さのソリを猛吹雪のなか人が引いていくという信じがたい状況に陥り、隊長であるスコット以下全員死亡するという悲惨な結果に終わっています。


このレースは、アムンゼンの「圧倒的大差での勝利」となったわけですが、この「圧倒的な大差」が生まれた原因はどこにあったのでしょうか?


リーダーシップ論や色んな観点で題材となる物語ですが、論語の観点から見ると、

アムンゼンは「楽しむ人」で

スコットが「頑張る人」だったから

ということになります。


組織論の用語を用いて言えば、

アムンゼンが「内発的動機=興味や好奇心や向上心など、内面から湧き出る欲求によって喚起された動機」で動いていたのに対して、

スコットは「外発的動機=金銭や地位や名誉など、外側から与えられた刺激によって喚起された動機」で動いていたということになります。


「外発的動機で動く人=頑張る人」は

「内発的動機で動く人=楽しむ人」には勝てない、という結果になったのです。


少し難しい話をしましたが、仕事は何でも楽しんだ人が最後には勝つという事です。


福祉業界も頑張る人が多いです。


それよりも、楽しむ人が多くなるといいですね。



 
 


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